双岳台(読み)そうがくだい

日本歴史地名大系 「双岳台」の解説

双岳台
そうがくだい

阿寒町北東部、標高七三〇メートルの国道二四一号阿寒横断道路沿線の最高地点にある展望台。西面する展望台から中央に雄阿寒おあかん岳、左遠方に雌阿寒めあかん岳の二岳がみられることが名称の由来で、昭和七年(一九三二)阿寒湖を含む一帯が国立公園候補地となり、現地調査に内務省の役人二名が派遣された際、名称が確定された。ただし地元民は横断道路を完成させた釧路土木事務所の永山在兼の功をたたえて永山ながやま峠と称した(阿寒町史)。展望台前景が阿寒カルデラで、その面積は二四四平方キロに及ぶ楕円形状、高さ二〇〇―六〇〇メートルの壁に囲まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 永山 川上 視察

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む