双源寺(読み)そうげんじ

日本歴史地名大系 「双源寺」の解説

双源寺
そうげんじ

[現在地名]積丹郡積丹町大字余別町

余別よべつ集落の西手にある。曹洞宗。法興山と号する。本尊釈迦如来。明治一五年(一八八二)古平禅源ふるびらぜんげん寺の風間能忍が積丹郡民の願意を受けて堂宇建立出願、同一九年許可、双源寺と公称した(寺院沿革誌)。昭和七年(一九三二)頃有力層からの寄進により地元の石で地元の石工の手になる余別三十三観音が造られた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android