反故染め(読み)ほぐぞめ

精選版 日本国語大辞典 「反故染め」の意味・読み・例文・類語

ほぐ‐ぞめ【反故染・反古染】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手紙などの反故に擬して、文字を染め出した模様。また、その布帛。ほうぐぞめ。ほうごぞめ。ほごぞめ。
    1. [初出の実例]「反古ぞめのうしろ帯ひっかけ結びに」(出典:浮世草子・五箇の津余情男(1702)四)
  3. 刺青(いれずみ)をいう。
    1. [初出の実例]「二の腕を反古染にして二十七」(出典:雑俳・柳多留‐一〇一(1828))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む