反革命容疑者法(読み)はんかくめいようぎしゃほう(その他表記)Loi des suspects

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「反革命容疑者法」の意味・わかりやすい解説

反革命容疑者法
はんかくめいようぎしゃほう
Loi des suspects

フランス革命期の 1793年9月 17日国民公会によって採択された法律恐怖政治確立への大きな一歩を示すもので,容疑者について幅の広い定義を与え,国民のすべての敵を攻撃する権限政府に与えた。監視委員会が容疑者のリスト作成にあたったが,事実上反ロベスピエール派弾圧の法となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む