精選版 日本国語大辞典 「反鼻」の意味・読み・例文・類語
そり‐ばな【反鼻】
- 〘 名詞 〙 そり返った鼻。上を向いた鼻。〔書言字考節用集(1717)〕
クサリヘビ科のマムシAgkistrodon halys Pallasの皮を剥(は)ぎ、内臓を取り出して乾燥したもの。反鼻とは、本来、中国大陸にすむアオハブ(タイリクハブ)Trimeresurus gramineus Shawあるいはその近縁種のことで、鼻先が短く上に反り返っているところから命名された。マムシは日本での代用品といえる。漢方では、古くから麻風(まふう)(らい疾)、るいれき(頸(けい)部リンパ節結核)、痔(じ)疾などに用いるほか、わが国では民間的に粉末または黒焼を強壮薬として過労や冷え症に用いている。慢性化膿(かのう)症に適用される「伯州散(はくしゅうさん)」は、反鼻、サワガニ(あるいはモクズガニ)、シカの角(つの)を黒焼にしたものである。
[難波恒雄・御影雅幸]
〘 名詞 〙 ( [英語] bargain ) 掘り出し品。見切品。また、バーゲンセールのこと。〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕[初出の実例]「バーゲンの整理券をつかんで」(出典:にんげん動物園...