日本大百科全書(ニッポニカ) 「アオハブ」の意味・わかりやすい解説 アオハブあおはぶbamboo snake[学] Trimeresurus stejnegeri 爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目クサリヘビ科ハブ属に含まれるヘビ。中国南部、台湾から、シッキム、ネパールに分布する。全長約70センチメートル、胴体は細長く、背中は緑色で腹部は黄色を呈する美しい毒ヘビである。山地の竹林、森林に生息し樹上生活をするため、体色の緑が保護色となり、みつかりにくい。尾を枝に巻き付ける習性がある。[新城安哲][参照項目] | ハブ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アオハブ」の意味・わかりやすい解説 アオハブTrimeresurus stejnegeri トカゲ目クサリヘビ科。体長 70cm。背面は緑色で,側面に橙色の縦条がある。おもに樹上で生活し,カエル,ネズミなどを食べる。卵胎生。台湾,中国南部,東南アジア,ヒマラヤなどに分布する。有毒。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by