すべて 

取ぬ狸の皮算用(読み)とらぬたぬきのかわざんよう

精選版 日本国語大辞典 「取ぬ狸の皮算用」の意味・読み・例文・類語

とら【取】 ぬ 狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう)

  1. ( まだ捕えないうちから、狸の皮を売ることを考えるの意から ) 不確実な事柄期待をかけて、それをもと計画をたてることのたとえ。
    1. [初出の実例]「どこの株をどれだけ売って置けば、いくらいくら儲かる、といふやうな、『とらぬ狸の皮算用』やらで」(出典:父親(1920)〈里見弴〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む