精選版 日本国語大辞典 「取ぬ狸の皮算用」の意味・読み・例文・類語 とら【取】 ぬ 狸(たぬき)の皮算用(かわざんよう) ( まだ捕えないうちから、狸の皮を売ることを考えるの意から ) 不確実な事柄に期待をかけて、それをもとに計画をたてることのたとえ。[初出の実例]「どこの株をどれだけ売って置けば、いくらいくら儲かる、といふやうな、『とらぬ狸の皮算用』やらで」(出典:父親(1920)〈里見弴〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例