皮算用(読み)カワザンヨウ

デジタル大辞泉 「皮算用」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ざんよう〔かは‐〕【皮算用】

《ことわざ「取らぬたぬきの皮算用」から》物事がまだ実現しないうちから、それを当てにしてあれこれ計画を立てること。
[類語]見積もり目算胸算用推計積もり懐勘定懐具合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「皮算用」の意味・読み・例文・類語

かわ‐ざんようかは‥【皮算用】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「取らぬ狸(たぬき)の皮算用」の略 ) 物事がまだ実現しない前から、あれこれあてにして計算すること。
    1. [初出の実例]「国家資本と合流する大儲けの皮算用(カハザンニョウ)をやりながら」(出典真理の春(1930)〈細田民樹手形手品師)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android