取り上がる(読み)とりあがる

精選版 日本国語大辞典 「取り上がる」の意味・読み・例文・類語

とり‐あが・る【取上】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. ( 「とり」は接頭語 ) あがる。のぼる。
    1. [初出の実例]「将軍は香椎宮に取挙(アカッ)て遙に菊池が勢を見給ふに」(出典太平記(14C後)一六)
  3. 相撲などで、下位の取組みから上位の取組みへあがる。上位に付く。
    1. [初出の実例]「扨だんだんに取あがり」(出典:咄本・無事志有意(1798)白眼競)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android