取成付(読み)とりなしづけ

精選版 日本国語大辞典 「取成付」の意味・読み・例文・類語

とりなし‐づけ【取成付】

  1. 〘 名詞 〙 連歌や俳諧連句の付け方の一つ。前句の意味や語を、まったく別の意味に転じて付ける付け方。人事の句を鳥獣草木の句に、「古りぬ」を「雨降る」や「世に経る」意にとって付けるなど。とりなし。
    1. [初出の実例]「取成付には、狩と有に、紅葉・桜・妹(いも)を付るは連歌付、鼠・盗人・川遊等誹諧付なり」(出典:俳諧・毛吹草(1638)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む