取染(読み)トリゾメ

精選版 日本国語大辞典 「取染」の意味・読み・例文・類語

とり‐ぞめ【取染】

  1. 〘 名詞 〙 適宜の形状に糸で括り染めにすること。その地色によって紫の取染、赤の取染などの称がある。
    1. [初出の実例]「かの冠者あかとりぞめの水干に、夏毛のむかばきをはきて」(出典:古今著聞集(1254)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む