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河川水 かせんすいriver water

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

河川水
かせんすい
river water

河川の流路すなわち河道を流れる水。ときには河床下に潜流 (伏流) し,その水が再び河道に戻ることもあるが,このような水も河川水の一部と考える。河川水を構成する流出成分は,河道に達するまでの経路の相違によって,表面流出,中間流出,地下水流出に大別できる。また水質もその流域の特性を反映する。日本の河川は,世界の主要河川と比較して,ケイ酸イオンが多く,炭酸イオンが少い。河川の流水は浸食,運搬,堆積の三大作用を営み,特に湿潤気候地域においては,地形形成に大きな役割を果す。

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世界大百科事典内の河川水の言及

【上水道】より

…河水の水道会社では取水点を少しずつ上流へ移設したが,それだけでは対処しえなかった。1852年にロンドンで〈首都水道法〉が公布され,その要点は,テムズ川からの取水はロンドンの30km以上の上流に限る,河川水はろ過してから給水すべし,5年以内に常時給水を達成すべし(それまでは時間給水)というものであったが,市内の水道が実質的にこの法律のようになったのは70年以降である。産業革命による都市への集住と都市河川の汚染が新しい水道の必要を生み,同時に産業革命が技術開発力,新しい手段(蒸気動ポンプ,鋳鉄管)と資金力を生み出したといえる。…

※「河川水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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