取瓶(読み)とりべ

精選版 日本国語大辞典 「取瓶」の意味・読み・例文・類語

とり‐べ【取瓶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 酒を入れる器。甕(もたい)。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
  3. 大形の鉄鍋。
    1. [初出の実例]「かうじ丁冬はとりべに人だかり」(出典:雑俳・柳多留‐二三(1789))
  4. 炉からでた湯(溶融金属)を受け、それを運搬したり、鋳型に注入する際に用いる容器軟鋼でできた外板内側耐火煉瓦で内張りしてある。
    1. [初出の実例]「労働祭鋳鍋(トリベ)の係皆出でず」(出典凍港(1932)〈山口誓子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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