受入(読み)うけいれ

精選版 日本国語大辞典 「受入」の意味・読み・例文・類語

うけ‐いれ【受入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人や物事を身に引き取ること。
    1. [初出の実例]「しかも、そのような受け入れの形は、かなり綿密に、かつ計画的に作られたものである」(出典:現代のヒューマニズム(1948)〈中島健蔵〉四)
  3. 会計帳簿上の収入、または貸方。⇔払い出し
    1. [初出の実例]「作業所は受入の総額より払出の総額を扣除し」(出典:作業会計規則(明治二三年)(1890)四一条)
  4. うけいり(受入)
    1. [初出の実例]「つみいれ京坂に無之。或人云昔は『うけいれ』と云」(出典随筆守貞漫稿(1837‐53)二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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