叡山(読み)エイザン

関連語 比叡山 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「叡山」の意味・読み・例文・類語

えい‐ざん【叡山】

  1. ( 「えいさん」とも ) 「ひえいざん(比叡山)」の略。
    1. [初出の実例]「大同末年、随縁入京、適登叡山」(出典日本三代実録‐貞観六年(864)正月一四日)
    2. 「叡山(ヱイサン)は是桓武天皇の御宇、伝教大師入唐帰朝の後、天台仏法此所にひろめ」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の叡山の言及

【比叡山】より

…京都市の北東にそびえ,京都府と滋賀県にまたがる山。延暦寺があり,日枝(ひえ),叡山,北嶺などとも呼ばれた。大比叡岳(848m)が主峰で,そのすぐ西にある四明岳(839m)と北につらなる釈迦ヶ岳(750m),水井山(794m),三石岳(676m)の5峰を総称してふつう比叡山と呼ぶ。…

※「叡山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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