口ずから(読み)クチズカラ

デジタル大辞泉 「口ずから」の意味・読み・例文・類語

くち‐ず‐から〔‐づ‐〕【口ずから】

[副]その人自身の口で。自分言葉で。
「―語る所によれば」〈荷風つゆのあとさき

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精選版 日本国語大辞典 「口ずから」の意味・読み・例文・類語

くち‐ず‐から‥づ‥【口から】

  1. 〘 副詞 〙 その人自身の口から。自身のことばで。
    1. [初出の実例]「僧口(クチツカラ)云はく」(出典:石山寺本金剛般若経集験記平安初期点(850頃))
    2. 「口(クチ)つから人に伝たるを斉に相伝したるをば、斉論と云」(出典:応永本論語抄(1420)学而第一)

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