日本歴史地名大系 「口ノ坪村」の解説 口ノ坪村くちのつぼむら 大分県:宇佐郡安心院町口ノ坪村[現在地名]安心院町口ノ坪広谷(ひろたに)村の南、広谷川流域に位置する。南は楢本(ならもと)村。天文元年(一五三二)一一月一四日の佐田朝景分捕手負注文(佐田文書)によると、同日の妙見岳(みようけんだけ)城での大友勢との攻防で「口ノ坪太郎三郎」が矢疵を負っている。また弘治二年(一五五六)七月三日の佐田隆居討死手負注文(同文書)によれば、去る六月八日の筑前国千手・馬見表合戦のとき「口ノ坪下人太郎四郎」が討死、「口ノ坪下人安十郎」が矢疵を負っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by