口を毟る(読み)クチヲムシル

デジタル大辞泉 「口を毟る」の意味・読み・例文・類語

くちむし・る

誘いをかけて必要とする言葉を引き出す。かまをかける。
子供あめをねぶらせて―・るやわなの鳥」〈浄・冥途の飛脚

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精選版 日本国語大辞典 「口を毟る」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 を 毟(むし)

  1. 誘いをかけて尋ねる。問い落とそうとする。かまをかける。
    1. [初出の実例]「我等が口をむしりて言を好む也」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)四)

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