口多賀村(読み)くちたがむら

日本歴史地名大系 「口多賀村」の解説

口多賀村
くちたがむら

[現在地名]南光町多賀たが

佐用郡に属し、中島なかしま村の南西に位置。多賀谷の川が千種ちくさ川に合流する地点で、周辺の山地の標高は三〇〇メートル級。千種川右岸の菰田こもだ左岸門脇かどわき上々じようじようの三集落がある。元禄年中(一六八八―一七〇四)奥多賀おくたが村から分立して成立。元禄郷帳に古くは奥多賀村の注記付きで村名がみえ、高三八九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android