口引(読み)くちびき

精選版 日本国語大辞典 「口引」の意味・読み・例文・類語

くち‐びき【口引】

  1. 〘 名詞 〙 人の気持や考えがわかるような口調話し方。口ぶり。
    1. [初出の実例]「子朝も太子になりたがって乱をおこさうず口びきどもあるぞ」(出典:玉塵抄(1563)二)

くち‐ひき【口引】

  1. 〘 名詞 〙 牛馬などの口につけた綱を取って引くこと。また、その人。口取り口付き
    1. [初出の実例]「口ひきの男」(出典:徒然草(1331頃)一〇六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む