日本歴史地名大系 「口早野村」の解説 口早野村くちわさのむら 鳥取県:八頭郡智頭町口早野村[現在地名]智頭町大背(おおせ)奥早野(おくわさの)村の北東、奥本(おくもと)川の下流左岸に位置し、同川を挟んだ対岸には栃本(とちもと)の集落がある。「因幡志」は民家のある字として夏長(なつなが)をあげる。備前街道が通る。古くは奥早野村と一村で、早野(わさの)村と称していた。拝領高は四九石余。野村氏の給地があった(給人所付帳)。天明六年(一七八六)の智頭郡下札帳(石谷家文書)によると朱高五三石余、毛付高六三石余、本免六ツ四分、同年の物成高三八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by