デジタル大辞泉
「口止め」の意味・読み・例文・類語
くち‐どめ【口止め】
[名](スル)
1 口外することを禁じること。箝口。「口止めして秘密が外に漏れないようにする」
2 「口止め料」の略。
3 反論を封じること。納得させること。
「重ねて御辺が―に、兄にあらざる証拠を見せんと」〈浄・松風村雨〉
4 ⇒津留
5 山・磯などの共有地の利用を禁止すること。また、その日。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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くち‐どめ【口止・口留】
- 〘 名詞 〙
- ① ある事を他人に話すのを禁じること。口外することを禁じること。くちがため。くちふさぎ。
- [初出の実例]「世間の口どめせんためにわざとたはふれしかけし迄」(出典:浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)上)
- ② 相手の反駁(はんばく)を封じること。納得させること。
- [初出の実例]「重ねて御へんが口どめに、兄にあらざる証拠を見せん」(出典:浄瑠璃・松風村雨束帯鑑(1707頃)三)
- ③ 「くちどめりょう(口止料)」の略。
- ④ 江戸時代、各藩が領内の物資を藩外へ移出することを禁じること。津留(つど)め。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の口止めの言及
【磯の口明け】より
…入会磯のところでは,口明けの1日目だけは自分の磯のものを採り,それ以降は入会で採取することもある。口明けに対して禁漁に入ることを口止めという。口明けの決めてない漁獲対象物のなかでも,産卵期に限って口止めするものもある。…
※「口止め」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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