口神路村(読み)くちかんじむら

日本歴史地名大系 「口神路村」の解説

口神路村
くちかんじむら

[現在地名]大和町神路かんじ

河部かべ村の南、神路川が長良川に合流する地付近の河岸段丘上にある。慶長郷帳に「かんじ村」とみえ、高四〇三石余。この神路村が上神路・中神路・口神路の三村に分村した。正保郷帳では田方六〇石余・畑方五六石余。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数二六、うち水呑五。安永二年(一七七三)の郡上領留記(大西文書)によれば竹藪二三、土橋・川除新道、井水一四があり、また城山・御立山各一があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android