口触(読み)くちざわり

精選版 日本国語大辞典 「口触」の意味・読み・例文・類語

くち‐ざわり‥ざはり【口触】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 飲食物などを、口に入れたときの感じ。くちあたり。したざわり。
    1. [初出の実例]「口(クチ)ざはりで彼は、義歯のゆるんでゐることを知った」(出典真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン)
  3. ことば、文章などの調子。くちあたり。
    1. [初出の実例]「新聞・ラジオ・週刊誌等の口ざわりのいい解説で」(出典:現代における自我(1959)〈小田切秀雄〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む