日本歴史地名大系 「古世町」の解説 古世町こせちよう 京都府:亀岡市亀山城下古世町[現在地名]亀岡市東竪(ひがしたつ)町・西竪町・横(よこ)町城郭のほぼ南東に位置。三宅(みやけ)町の西に続く京街道筋東西の町並が古世竪町、同町西端を北に折れ古世門までの南北の町並が古世横町。町は古世村分で、築城に際し古世村民を移して形成した。竪町は長さ一八〇間、天保一二年(一八四一)の「桑下漫録」では戸数八三。町の南裏は家中屋敷、織田信長の供養五輪塔のある聖隣(せいりん)庵(現聖隣寺)、城主菅沼父子および殉死者の墓のある宗堅(そうけん)寺がある。両寺は小早川秀秋が城主の時、毎年米二石を寄進していた城下五ヵ寺の中に入っていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by