五十音(読み)ごじゅうおん

精選版 日本国語大辞典 「五十音」の意味・読み・例文・類語

ごじゅう‐おん ゴジフ‥【五十音】

〘名〙
五十音図に組織だてられた五〇個の音で、日本語の基本的な音節体系仮名古く片仮名が多い)で表記する。濁音拗音撥音などは度外視されており、また、同音のものも含まれている。
随筆玉勝間(1795‐1812)二「皇国の五十音の事をかたりて、そを其人にとなへさせて聞しに」
※於乎軽重義(1827)上(古事類苑・文学二)「いはゆる五十音の初めの行(くだ)りはあいうえおなることいと明かなるに」

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デジタル大辞泉 「五十音」の意味・読み・例文・類語

ごじゅう‐おん〔ゴジフ‐〕【五十音】

日本語の47種の基本的な音節を、五十音図に配列したもの。ア行のイ・エがヤ行に、ウがワ行に重複して出るので50音となる。

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