日本歴史地名大系 「古和釜村」の解説 古和釜村こわがまむら 千葉県:船橋市古和釜村[現在地名]船橋市古和釜町・高根台(たかねだい)三―四丁目・松が丘(まつがおか)一―五丁目坪井(つぼい)村の西にあり、北の大穴(おおあな)村との間に木戸(きど)川、坪井村との間に坪井川と駒込(こまごめ)川が流れる。谷津が広がる。地名は冷水の湧き出る窪地をさすことに由来すると思われる。地内に文明一五年(一四八三)銘の武蔵型板碑がある。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳に大穴古和釜村と二村が併記され、高二〇〇石で旗本松平領、道普請では二村で一五町を負担している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報