古岐村(読み)ふるまたむら

日本歴史地名大系 「古岐村」の解説

古岐村
ふるまたむら

[現在地名]三川村古岐・なかさわ

綱木つなぎ川を境に東に新谷あらや村、北は綱木村の山、南は細越ほそごえ村の山に接する。本村の西の笠菅かさすげ山を越えると端村の中沢なかのさわ新田がある。北西ひしヶ岳・五頭ごうず山があり、中ノ沢川が南流する。文禄三年(一五九四)七月の蒲生氏高目録帳(内閣文庫蔵)に「古俣 五十八石一升」とある。元禄郷帳では古岐村とあり五八石七斗余。旧高旧領取調帳では古岐村が八九石六斗余、中沢新田が一二六石二斗余と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android