古川泰竜(読み)ふるかわ たいりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古川泰竜」の解説

古川泰竜 ふるかわ-たいりゅう

1920-2000 昭和-平成時代の僧。
大正9年8月23日生まれ。佐賀県の真言宗常在寺住職。昭和27年福岡刑務所の教誨(きょうかい)師となる。36年「福岡事件」の2人の死刑囚再審運動をはじめる。シュバイツァー博士の遺髪をおくられ,48年熊本県にシュバイツァー寺をひらき,同寺内に62年東西宗教交流センター・カトリック別院を創設した。平成12年8月25日死去。80歳。佐賀県出身。高野山専修学院卒。著作に「白と黒のあいだ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android