古川滝斎(読み)フルカワ ロウサイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「古川滝斎」の解説

古川 滝斎
フルカワ ロウサイ


職業
箏曲

生年月日
天保11年

出身地
京都

経歴
富士岡検校の門弟明治時代の箏曲の名手で、作曲に「面影」「春重ね」などがある。

没年月日
明治41年 11月4日 (1908年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古川滝斎」の解説

古川滝斎 ふるかわ-ろうさい

1838-1908 明治時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
天保(てんぽう)9年生まれ。三味線を富士岡検校(けんぎょう)に,箏を岸崎検校にまなぶ。京都盲唖院(もうあいん)音楽科教官をつとめた。門下に山口巌(いわお),渡辺正之(まさゆき)らがいる。「面影」「春重ね」などを作曲。明治41年11月4日死去。71歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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