古布村(読み)こうむら

日本歴史地名大系 「古布村」の解説

古布村
こうむら

[現在地名]美浜町古布

知多湾に面し、東浦ひがしうら街道に沿って集落がある。南北を丘陵に囲まれ、その迫間に水田が開け、西の内福寺うつふくじ(現南知多町)の山中から流れるおお川が水田の中央を東に貫いて海に入る。天保の村絵図によると、屋敷は大川河口近くの南側に集中している。郷倉があり、「一円御蔵入」とある。浜辺は低平で烈風の時大波に洗われることがあった。支邑の浦戸うらとは天保六年(一八三五)独立して浦戸村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む