大波(読み)オオナミ

デジタル大辞泉 「大波」の意味・読み・例文・類語

おお‐なみ〔おほ‐〕【大波】

高く大きな波。高く寄せてくる波。⇔小波
[類語]高波波濤荒波激浪怒濤波浪さざ波白波逆波津波土用波うねり小波男波女波余波徒波あだなみ逆浪げきろう横波海嘯夕波波頭なみがしら波頭はとう波の花波間

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精選版 日本国語大辞典 「大波」の意味・読み・例文・類語

おお‐なみおほ‥【大波・大浪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大きい波。高く寄せてくる波。
    1. [初出の実例]「吾必ず迅風(はやかぜ)洪濤(ヲホナミ)を起(たて)て」(出典日本書紀(720)神代下(丹鶴本訓))
  3. 比喩的に、何事かに大きな影響を与えるような出来事をいう。
    1. [初出の実例]「大浪小浪、洞他家之弓矢、いかばかりの伝変に候哉」(出典:毛利家文書‐弘治三年(1557)一一月二五日・毛利元就書状)

たい‐は【大波】

  1. 〘 名詞 〙 大きな波。おおなみ。巨濤。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔韓愈‐岳陽楼詩〕

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普及版 字通 「大波」の読み・字形・画数・意味

【大波】たいは

巨濤。

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