浦戸(読み)うらど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「浦戸」の解説

浦戸
うらど

高知県中部,浦戸湾口の西岸に位置する地域。旧村名。 1942年高知市に編入。浦戸の地名は古く『土佐日記』にみえ,戦国時代には浦戸城築城され,城下町を形成,水軍の拠点となった。東にある桂浜入口にあたる。

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世界大百科事典 第2版「浦戸」の解説

うらど【浦戸】

土佐国中央部,吾川郡の海港,城地。浦戸湾口に位置し,古代以来高知平野を後背地とする海上交通要衝であったことは,《土佐日記》《廻船大法奥書》などからもうかがわれ,1596年(慶長1)のイスパニア船サン・フェリペ号の漂着は有名。土佐における南北両党の抗争は1336年(延元1∥建武3)1月の浦戸合戦をもって始まり,戦国期には背後の半島状丘陵に本山氏が築城,1560年(永禄3)以降長宗我部氏の支城,ついで91年(天正19)ころ本城となり,不十分ながら城下町が形成される。

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世界大百科事典内の浦戸の言及

【サン・フェリペ号事件】より

…メキシコ・フィリピン間航行のスペイン船サン・フェリペ号は,1596年7月マニラを出港し暴風雨のため10月19日(慶長1年8月28日)土佐浦戸に漂着した。この報は早速領主長宗我部元親より豊臣秀吉に伝えられ,船長ランデーチョも秀吉に使者を遣わし保護を求めた。…

※「浦戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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