古文めく(読み)コブンメク

デジタル大辞泉 「古文めく」の意味・読み・例文・類語

こぶん‐め・く【古文めく】

[動カ四]《「古文」は「古文真宝」の略》しかつめらしいようすをする。
「この揚屋、―・きたる顔つきして」〈浮・置土産・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古文めく」の意味・読み・例文・類語

こぶん‐め・く【古文めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語。「古文」は「古文真宝」の略 ) しかつめらしい様子をする。まじめらしく見える。
    1. [初出の実例]「言葉に子細(しさい)をこめて、古文(コブン)めきたる㒵(かほ)つきして」(出典浮世草子・俗つれづれ(1695)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む