古池村(読み)ふるいけむら

日本歴史地名大系 「古池村」の解説

古池村
ふるいけむら

[現在地名]越生町古池

鹿下かのした村の北西越辺おつぺ川支流の渋沢しぶさわ川上流域にある山間村。中世入西につさい郡越生郷の内。近世は比企郡に属した。地内に小字名田代たしろがあり、文安三年(一四四六)三月九日の吾那憲光寄進状写(武州文書)に「入西郡越生郷恒弘名之内田代村」とみえ、田代村内菊万在家の土貢八〇〇文と中嶋在家田畠土貢八〇〇文(計一貫六〇〇文)吾那堀之内あがなほりのうち釈迦堂に寄進している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android