巨勢(読み)コセ

デジタル大辞泉 「巨勢」の意味・読み・例文・類語

こせ【巨勢】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「巨勢」姓の人物
巨勢金岡こせのかなおか

こせ【巨勢】[地名]

奈良県御所ごせ市古瀬付近の古地名古代巨勢氏本拠地と伝えられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「巨勢」の意味・読み・例文・類語

こせ【巨勢・許勢・居勢】

  1. [ 一 ] 大和国高市郡にあった古郷。現在の奈良県御所(ごせ)市古瀬の一帯にあたり、巨勢山がある。
    1. [初出の実例]「又和珥(わに)坂下(さかもと)居勢(コセ)の祝(はふり)といふ者(もの)有り」(出典日本書紀(720)神武即位前己未年二月(北野本室町時代訓))
  2. [ 二 ] ( 巨勢 ) 岡山県北東部、美作(みまさか)市の地名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android