古物町(読み)ふるものまち

日本歴史地名大系 「古物町」の解説

古物町
ふるものまち

[現在地名]徳島市南新町みなみしんまち一―二丁目・新町橋しんまちばし一―二丁目

東新町(鍛冶屋町)の南に並行する東西の通りに沿った町人地。南には大工だいく町・南大工町が並行して通る。貞享二年(一六八五)の市中町数並家数(民政資料)に古物町の名称はなく、新小橋しんこばし筋という東西の町数三町、家数五〇軒の通り筋がみえる。新小橋てら敬台きようだい寺前の西新町海老屋えびや町裏手付近に発して南東流し、寺町円徳えんとく寺と浄智じようち寺の裏を流れ、さらに現在の東新町一―二丁目・籠屋かごや町一丁目と南新町一―二丁目境を流れる川に架かっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む