古筆家(読み)コヒツカ

デジタル大辞泉 「古筆家」の意味・読み・例文・類語

こひつ‐か【古筆家】

古筆鑑定をする専門家古筆見

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精選版 日本国語大辞典 「古筆家」の意味・読み・例文・類語

こひつ‐か【古筆家】

  1. 〘 名詞 〙こひつみ(古筆見)
    1. [初出の実例]「俗に御家流の祖と称し、古筆家〔尊円流〕と称す」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉五)

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世界大百科事典(旧版)内の古筆家の言及

【古筆了佐】より

古筆の鑑定は室町末期には古筆に詳しい僧侶や公家が人々にたのまれて行っていたが,桃山期以降その鑑賞が盛んになるにつれて古筆鑑定をその職業とする者が出てきた。それが古筆家の初代,了佐である。彼は初め近衛前久,烏丸光広らに和歌などの教えをうけ,やがて古筆鑑定を専業とするに至る。…

※「古筆家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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