召し放つ(読み)メシハナツ

デジタル大辞泉 「召し放つ」の意味・読み・例文・類語

めし‐はな・つ【召し放つ】

[動タ四]貴人などが、大勢の中からその人だけを選んで呼び寄せる。
「この君、―・ちて語らひ給へば」〈紅梅

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精選版 日本国語大辞典 「召し放つ」の意味・読み・例文・類語

めし‐はな・つ【召放】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙
  2. 大勢の中から、その人だけをお呼び寄せになる。
    1. [初出の実例]「かく聞きそめて後はめしはなちつつ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)
  3. 放逐する。解任する。
    1. [初出の実例]「去康正二年〈子〉、長祿元年〈丑〉、此両年分年貢、一向無沙汰之間、召放之了」(出典大乗院寺社雑事記‐文明元年(1469)一〇月二五日)

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