精選版 日本国語大辞典 「可成・可也」の意味・読み・例文・類語
か‐なり【可成・可也】
① 十分ではないが一応の程度までいっているさまにいう。相当の水準に達している状態。〔雑筆略注(1561)〕
※広益国産考(1859)二「甘蔗を作らば〈略〉甘味薄くても、ケ成(カナリ)に出来ざる事あるべからず」
② 相当、はなはだしい程度に達している状態にいう。
[2] 〘副〙 思ったより以上に。相当な程度に。
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