可鍛性(読み)かたんせい

精選版 日本国語大辞典 「可鍛性」の意味・読み・例文・類語

かたん‐せい【可鍛性】

〘名〙 金属材料の鍛造加工のしやすさをいう。粘り強く、衝撃に耐え、成形過程でひび割れを生じたりしない性質
小学読本(1873)〈田中義廉〉四「可鍛性は、鎚過、或は絞搾し、鍛練するとき、容積の、延長する性をいふ」

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デジタル大辞泉 「可鍛性」の意味・読み・例文・類語

かたん‐せい【可鍛性】

衝撃や圧力で破壊されることなく変形できる固体の性質。鍛造しうる性質。

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化学辞典 第2版 「可鍛性」の解説

可鍛性
カタンセイ
forgeability

[同義異語]鍛造性

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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