台湾総統

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台湾総統

台湾の最高指導者で国家元首に相当。行政院長(首相)を任命し、陸海空3軍を統帥する。共産党との内戦に敗れた国民党政権が1949年、台湾に移って以来、同党の蔣介石しょう・かいせき総統を務めたが75年に死去。その後、78年に総統に就任した息子の蔣経国しょう・けいこくが88年に死去し、副総統だった故李登輝り・とうき氏が総統に昇格。96年からは直接選挙で選ばれ任期は最長2期8年。国民党の馬英九ば・えいきゅう氏の8年を経て、2016年5月から民主進歩党(民進党)の蔡英文さい・えいぶん氏が8年を務めた。24年1月の総統選で同党の頼清徳らい・せいとく主席が当選し、5月20日就任。(共同)

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