右近の大夫(読み)うこんのたいふ

精選版 日本国語大辞典 「右近の大夫」の意味・読み・例文・類語

うこん【右近】 の 大夫(たいふ)

  1. 右近衛将監(うこんえのしょうげん)(従六位上相当)で五位に叙せられたものをいう。大夫は五位の通称
    1. [初出の実例]「御まへのかがり火〈略〉を、御供(とも)なる右近のたいふを召して、ともしつけさせ給ふ」(出典源氏物語(1001‐14頃)篝火)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 御供 実例 初出

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android