最新 地学事典 「合成海岸線」の解説
ごうせいかいがんせん
合成海岸線
compound shoreline
沈水・離水・中性海岸線の三つのうち二つ以上の組合せによって形成された海岸線。D.W.Johnson(1919)によれば,沈水地形であるおぼれ谷と離水地形の沿岸州をもつノースカロライナの海岸を実例として挙げ,このような場合,沈水・離水のいずれが主体であるか決定が困難なため,合成海岸として扱うという。しかし,F.P.Shepard(1948),A.Guilcher(1958),G.A.M.King(1959)らは世界の海岸線の大部分が合成海岸線に該当してしまうから,この分類は現実的でないと批判している。
執筆者:豊島 吉則
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

