合理的行為者モデル(読み)ごうりてきこういしゃモデル(その他表記)rational actor model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合理的行為者モデル」の意味・わかりやすい解説

合理的行為者モデル
ごうりてきこういしゃモデル
rational actor model

人間の合理性前提とした合理的選択理論の考え方。それを個人レベルから国家レベルに移行させ,対外政策決定に関し,国家が単一行為主体として合理的な決定を下すことを前提としたものが,G.アリソンの第1モデルで,合理的行為者モデルという。そのプロセスは,(1) 政策目標の設定,(2) 手段としての選択肢の設定,(3) 予測される結果の分析,(4) 最小費用と最良結果の原則による決定であり,国際関係論外交の伝統的アプローチである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む