合理性(読み)ゴウリセイ

デジタル大辞泉の解説

ごうり‐せい〔ガフリ‐〕【合理性】

道理にかなった性質。論理の法則にかなった性質。
むだなく能率的に行われるような物事の性質。「合理性に欠ける役割分担」

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世界大百科事典 第2版の解説

ごうりせい【合理性】

一般的には道理にかなっていることを意味し,日常的には科学的であること,科学的に証明できること,ないし理想とされる価値にかなっていること等の意味で使われている語。この言葉はラテン語のratioに由来するrationality,およびそれに類するヨーロッパ語からの翻訳語である。大きく分ければ,形式的な意味で使われる場合と実質的に使われる場合の二つに分けることができる。形式的な使用法によれば,合理性とはある認識において,要素間の関係が一定の論理規則,たとえば矛盾律因果律等にかなった形で整序され,首尾一貫して結びつけられていること,またその認識がそういう論理的規則に照らして吟味され批判されうることを意味する。

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大辞林 第三版の解説

ごうりせい【合理性】

論理にかなった性質を有していること。 「 -に欠ける」

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精選版 日本国語大辞典の解説

ごうり‐せい ガフリ‥【合理性】

〘名〙
① 道理にかなった性質を有していること。論理の法則にかなった性質をもっていること。
※自覚小記(1906)〈綱島梁川〉「神の有無を論じ、神の人格性を難じ、乃至は宗教的信仰の合理性を評せんとするが如き」
② むだがなく、能率的に行なわれるような物事の性質。
※田楽豆腐(1912)〈森鴎外〉「『それはもういらないのだから、どうぞ棄てておくれ』と、木村が云った〈略〉木村の口から始て合理性(ガフリセイ)的な詞が出たと思ったことだらう」

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