日本歴史地名大系 「吉備郡」の解説 吉備郡きびぐん 面積:四二・六二平方キロ真備(まび)町明治三三年(一九〇〇)賀陽(かや)郡と下道郡が合併して成立。郡名は両郡が吉備津彦命や吉備真備に関連していたことによる。賀陽郡は現上房(じようぼう)郡賀陽(かよう)町・有漢(うかん)町、岡山市西部、総社市東部に位置し、古代には庭妹(にわせ)・板倉(いたくら)など一四郷からなる上郡であった。古代末か中世初め、郡北西部の多気(たけ)・巨勢(こせ)・有漢(うかん)が上方郡となる(拾芥抄)。賀陽氏が平安期を通じ郡内を支配。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by