20世紀日本人名事典 「吉原武安」の解説 吉原 武安ヨシハラ タケヤス 昭和期のロシア文学者 生年明治45(1912)年4月3日 没年昭和45(1970)年3月12日 出生地東京・千駄ケ谷 学歴〔年〕東京外国語学校ロシア語部貿易科〔昭和10年〕卒 経歴鉄道省に入り、昭和15年陸軍幼年学校ロシア語教官。戦後ソビエト研究者協会書記局に勤め、24年東京経済大講師、のち助教授となり、かたわらロシア語友の会、日ソ学院講師を務めた。一方クルイローフの研究、紹介に努め、23年クルイローフの寓意詩を全訳「寓意詩」(上下)として刊行、他にフールマノフ「チャパーエフ」、ポレボイ「真実の人間の物語」などを翻訳した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉原武安」の解説 吉原武安 よしはら-たけやす 1912-1970 昭和時代のロシア文学者。明治45年4月3日生まれ。昭和15年陸軍幼年学校教官,戦後は東京経済大講師となり,42年教授。クルイローフの研究・紹介につとめ,訳詩「寓意詩」を刊行した。昭和45年3月12日死去。57歳。東京出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。訳書はほかにフールマノフ「チャパーエフ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by