吉木新田(読み)よしきしんでん

日本歴史地名大系 「吉木新田」の解説

吉木新田
よしきしんでん

[現在地名]新井市吉木新田

せき川右岸に位置し、西条にしじよう村の北に接する。上江うわえ用水にて灌漑される。「水上村誌稿」に二説が記され、一説によれば、寛永年間(一六二四―四四)以降、新保しんぼ村八幡宮から西条村八幡社までの原野に吉木村久八郎、西条村七兵衛・仁右衛門、新保村惣右衛門が新田を開墾、承応三年(一六五四)検地を受け吉木新田と称し、天和検地に際し、無民戸ではあったが独立村として認められたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android