日本歴史地名大系 「吉滝村」の解説 吉滝村よしたきむら 富山県:氷見市吉滝村[現在地名]氷見市吉滝東は森寺(もりでら)村、北は針木(はりのき)村、南は下余川(しもよかわ)村。森寺村境近くを南東に流れる阿尾(あお)川(荒山川)に沿って、荒山(あらやま)往来(荒山道)が通り、能登鹿島(かしま)郡二宮(にのみや)村(現石川県鹿島町)へ至る。人家はこの道沿いに蝟集し、北から順に黒谷出(くろだにで)・山崎出(やまざきで)・向出(むかいで)・浦出(うらで)の四垣内に分れる。現在西念(さいねん)寺にある永正一〇年(一五一三)四月二〇日の阿弥陀如来像裏書に「射水郡八代庄吉滝村 願主釈蓮□」とみえる。正保郷帳では高二六一石余、田方一〇町一反余・畑方七町三反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by